●ノンシリコン神話~シリコンが悪いわけではない

 最近のシャンプーコーナーに行くと、ノンシリコンシャンプーが一角を占拠し、
さもノンシリコンがブームのように思わせられます。そして宣伝ポップでは、
シリコンを配合していないことを強調しています。他の棚の商品はシリコン入り、
この棚のは入っていませんよ、と。なんだかシリコン入りのシャンプーは
頭皮や毛髪に悪く、シリコンなしは正義といわんばかりです。

 しかし、商品説明のどこを見渡しても「シリコンは悪いです」とは書いてありません。

 それもそのはず、シリコンは無害です。まず、アレルギーすら起こしません。この点では、
界面活性剤など他のシャンプーの成分で、シリコンより刺激がないものは存在しません。
油と界面活性剤で刺激性を比べるのはナンセンスですが、少なくとも皮膚刺激性はありません。

 ちなみにシリコンは、シャンプーに使われるあらゆる成分の中で、最も高額な素材だったりします。
1kg当たりの値段で比較すると、植物油は200~300円程度、ラウリル硫酸塩やラウレス硫酸塩なども
300~400円以下ですが、シリコンは4000円前後もします。故に、安物商品ほどシリコンを入れると
原価率が上がってしまうので、シリコンを悪者にしたいという誰かの思惑が見え隠れします。

※下記リンクより一部抜粋。続きはこちらから
http://biz-journal.jp/i/2013/10/post_3038.html

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