40歳過ぎのランニングは「元気の浪費」

ー 例えば、健康のためにランニングをしているビジネスパーソンが今とても多いのですが、岡本先生はランニングは危険だと言われています。

岡本:基本的にそれもリテラシーの問題だと思うんですが、自然界で自ら好き好んで走る動物は
人間以外いないんです。それは、走るということが有害だからです。もちろん敵から逃げるとか、
獲物を追う時は走りますが、あくまで短時間です。2時間も走っている動物はいない。

 ある程度の負荷をかけるのはいいんです。骨粗しょう症の予防にもなります。息が切れない程度の
ジョギングはいいけど、人間ってエスカレートするでしょう。タイムトライアルに夢中になって、4時間を
切ったとか3時間を切ったとか熱中してやり過ぎますよね。若い人は精神力をつけるために多少は
いいかもしれないけど、40歳過ぎてやるものじゃないです。体が下り坂に向かっている時に自ら
痛めつけるというのは愚の骨頂です。

  ※下記リンクより一部抜粋。続きはこちらから
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130910/253245/?P=4

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